【か行】
『ガイドプーリー』
ガイドプーリーとは、リアディレイラーにある2つのプーリー(小さいギア)のうち、
上側についているプーリーのこと。
ガイドプーリーがスライドして、ギアが変速する仕組みになってます。
ガイドプーリーの下にある、もうひとつのプーリーはテンションプーリーといいます。
『ガタ』
ガタとは、玉押しの締め付けがゆるいため、シャフトにガタ付が出ている状態。
逆に締め付けすぎると回転が鈍く重くなりますが、こういった状態は”ゴリ”と呼びます。
”ガタ”も”ゴリ”も出てないちょうど良い状態を”あたり”といいます。
”あたり”の状態にセッティングしましょう。
『完組みホイール』
完組みホイールとは、最初から完成されて売ってあるホイールの事です。
『カンチブレーキ』
カンチブレーキとはブレーキの一種で、ワイヤーで左右のブレーキを引くタイプの
ブレーキです。
このカンチブレーキが発展したのが、Vブレーキです。
現在のMTBはVブレーキが主流ですが、カンチブレーキは泥詰まりしにくいのが特徴で、
一部の競技では今でもカンチブレーキが使われているようです。
『方効き』
方効きとは、片方だけのブレーキシューがリムに当たっている状態。
ブレーキを調整して、両サイドのブレーキシューが当たるようにしておきましょう。
『ガイドプレート』
ガイドプレートとは、フロントディレイラーにある、チェーンを挟み込んでいる部品です。
チェーンを移動させて、シフトチェンジする役割があります。
『ガイドプレート』
ガイドプレートとは、リアディレイラーのプーリーを固定している部分。
『逆ネジ』
逆ネジとは、通常とは反対回りで締まるネジ。
通常のネジは、時計回りで締まりますが、逆ネジは反時計回りで締まります。
自転車のペダルやボトムブラケットなど、場所によって逆ネジを使用しておけば、
走行中でも緩んで外れるといった事がありません。
『クランク』
クランクとは、ペダルを支えているアーム上の部品です。
クランクはチェーンリングとつながり、ペダルを踏んでクランクを回す事で自転車を
前に進めます。
『クリート』
クリートとは、シューズとペダルを固定するための金具。
自転車専用のシューズは、シューズの裏にクリートと呼ばれる金具がついていて、
専用のペダル(ビンディングペダル)を固定する事ができます。
シューズとペダルを固定すると、引き足が使えるためより効率よくペダリングできる
メリットがあります。
『クイックレバー』
クイックレバーとは、工具を使わず、レバー一つで着脱できる
ようになっているレバー。
クイックレバーはホイールのハブ等に使われて、ワンタッチで着脱
できるようになってます。
クイックレバーを開くと緩み、クイックレバーを閉めると締まります。
『キャリパー』
キャリパーとは、ディスクブレーキのブレーキパッドが収まっている、
ブレーキの本体部分。
『グリス』
グリスとは、粘度の高い潤滑油の事。
グリスは、回転部分やベアリング部分には必須です。
グリスは回転部分以外にも、ネジに塗って固着するのを防いだりもします。
『グリップ』
グリップとは握る部分のことで、自転車ではハンドルバーの手で握る部分のゴム部分。
グリップは各社から様々な種類の色、握り心地の物が発売されているので、
好みで交換すると良いです。
『コンポーネント』
コンポーネントとは、自転車の駆動系統、変速系統のパーツのことです。
ディレイラー、ハブ、スプロケットやクランクなど、コンポーネントの質(グレード)によって、
形は同じようなマウンテンバイクでも、性能がまったく違った物になってしまいます。
コンポーネントの違いによって、自転車の価格もかなりの開きが出てきます。
たとえば、シマノのマウンテンバイク用コンポーネントだと
XTR > Deore XT > Deore LX > Deore > Alivio > Acere > Altus > Tourney
という順でグレードが変わって、性能にも大きな開きがあります。
『コネクティングピン』
コネクティングピンとは、チェーンを連結するためのピンのことです。
コネクティングピンを正確に押し込めるように、先にガイドピンが付いているので、
チェーンを連結したあとはガイドピンを折って取り除いておきます。
コネクティングピンの幅は、10速用(5.6mm)、9速用(6.5mm)、
6,7,8速用(7.1mm)があるので、間違えないように取り付けましょう。
『チェーンカッター』
チェーンカッターとは、チェーンを切る(または、つなげる)ための工具。
チェーンピンを抜いたり、差し込んだりする。
チェーンを切るというのは切断するのではなく、離れ離れにするという意味。
携帯用のチェーンカッターもあるので、ロングツーリング時などは持っておくと安心です。