マウンテンバイク(MTB)は、その名の通り山道などの悪路を走る為に
考えられた自転車です。
マウンテンバイクは頑丈なフレーム、サスペンションによるショック吸収、
ブロックタイヤを装備して荒地から舗装路まで、どこでも走れるように設計されています。
どこでも走れる事から、マウンテンバイク(MTB)の事を、
以前はATB(All Terrain bicycle)、全地形対応型自転車と
呼んでいた時期もあったようです。
マウンテンバイクは何も荒れた山道だけではなく、普段の町乗りでも歩道の段差や
未舗装路などを気にせず走れる便利な自転車です。
装着されているタイヤは、太くエアボリュームもたっぷりあるため、ロードバイクなどと
比べて乗り心地もずいぶん良く、パンクの心配も少ないので
とても気軽に乗れると思います。
マウンテンバイクは非常にリアルな操縦性があり、特にハンドリングはロードバイクや
クロスバイクに比べてクイックで、慣れないうちはちょっと操作に戸惑うかもしれません。
荒地から舗装路まで、どこでも走りたい方には、
マウンテンバイクはピッタリな自転車だと思います。
ただし、ホームセンターなどで売っている、2~3万ぐらいのマウンテンバイクは、
形だけマウンテンバイクに似せた、なんちゃってマウンテンバイク(ルック車)なので
悪路走行無理です。
悪路走行禁止のステッカーが貼ってある自転車は確実にルック車です。
強度も普通の自転車と同じで、悪路走行すると最悪自転車が壊れてしまいます。
また、マウンテンバイクについているブロックタイヤは重くてイヤだ!という場合は、
スリックタイヤ、もしくはセミスリックタイヤに交換すると、
随分漕いだ感じも軽くなると思います。
ブロックタイヤのパターンにもよるのですが、基本的にブロックタイヤに比べると
タイヤが転がるときのロードノイズが減り、抵抗が減って軽く進めるようになります。
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