アジャスターとは、ブレーキワイヤーやシフトワイヤーの、伸びやたるみ等の
”張り具合”を調整するものです。
ネジのような部分を、指で回す事でワイヤーの張り具合を調整する事が出来ます。
アジャスターでブレーキワイヤーの張り具合を調整する事で、ブレーキの引きしろを
調整でき、シフトワイヤーの張り具合を調整する事で、シフトチェンジが的確に
できるようになります。
特に、走っている最中に勝手にギヤが変速したり、ギヤの部分からシャリシャリ音が
したり、変速しにくかったりする場合は、アジャスターでシフトワイヤーの張り具合を
調整するとよくなる場合が殆どです。
『アヘッドステム』
アヘッドステムとは、自転車用のハンドルポストの事です。
アーレンキー1本で、ネジを2〜3本緩めるだけで調整がとても簡単に行えます。
アヘッドステムの構造はとてもシンプルな上、軽量かつ強固で、長さ、角度やカラー
など、各種メーカーから様々なものが発売されています。
運転姿勢や好みの色などによって、アヘッドステムを交換するとよいでしょう。
『アウターワイヤー (アウターホース)』
アウターワイヤーとは、シフトチェンジやブレーキに使うワイヤーを包んでいる、
筒状のケーブル(小さなホースみたいな物)です。
最初は大体黒色のアウターワイヤーが使われてますが、赤や黄色、青など様々な色
のアウターワイヤーが発売されてるので、好みで交換する事も出来ます。
『アウターギア』
アウターギアとは、チェーンホイールの一番外側にある一番大きなギア。
外側にあるので、アウターギア。
『あたり』
あたりとは、玉押しの締め付け具合がちょうど良い状態。
玉押しを締め付けすぎると回転が鈍り「ゴリ」が出て、ゆるいと「ガタ」が出てきます。
「ゴリ」も「ガタ」もなく、ちょうど良い状態があたり。
『インナーギア』
インナーギアとは、チェーンホイールの一番小さいギア。
アウターギアとは対極にあるギア。
『インナーワイヤー』
インナーワイヤーとは、ブレーキやシフトチェンジに利用するワイヤーです。
インナーワイヤーは、アウターワイヤー(ホース)の中に入っている部分が多いですが、
ブレーキやディレイラー部分などはむき出しになってます。
『インナーキャップ』
インナーキャップとは、インナーワイヤーの先端に被せるアルミ製のキャップ。
インナーキャップをワイヤーの先端に被せて締め付けておくと、インナーワイヤーの
先端がほつれなくなります。
インナーワイヤーを切って、そのままにしておくと先がバラけて来るので、
インナーキャップを被せて、先がバラけるのを防ぐわけです。
『インフレーター』
インフレーターとは、空気入れの事です。
主に、自転車に掲載する携帯用の空気入れ(ポンプ)の事を指すことが多いようです。
『ウエス(ボロ布)』
ウエスとは、自転車車体や油分などをふき取る布のこと。
特に専用のウエスがあるわけではなく、いらなくなったタオルやTシャツなど、
適当な布を使用するのが一般的。
『エア抜き』
エア抜きとは、油圧式ディスクブレーキに使用する、オイルラインの中に
入った気泡を抜く事。
気泡が入ったままだと、ブレーキが効かなくなることもあるのでエア抜きは確実に
やっておく必要があります。
『エラストマー』
エラストマーとは、サスペンション内部に入っているウレタン樹脂です。
エラストマーは弾力性があり、スプリングと同等の役割を果たします。
『エンデューロ』
エンデューロとは、耐久という意味で、一般的に長時間の耐久レースの
事をいうようです。
『エンド』
エンドとは、ホイールを固定する部分の事。
フロントホイールを固定するフロントエンドは、フロントフォーク先端に、リアホイールを
固定するリアエンドは、チェーンステーとシートステイが交わる一番後方にある。
『LED』
LEDとは、発行ダイオードの事。
通常の電球に比べて消費電力が少なく、白〜青白い光を放ちます。
『SPD』
SPDとは、シマノ・ペダリング・ダイナミクスの略で、専用シューズを専用ペダルに
固定する方式の事。
SPD対応シューズの裏についている”クリート”と呼ばれる金具を、SPD対応
ペダルにはめ込んで固定することにより、足を引いたとき(上げた時)にもペダルに
力を加えられるので、効率のよりペダリングが可能になるのがメリットです。
シューズとペダルは、足を横にずらすだけで簡単に外れるようになってますが、
万一すぐに外れなかった場合などは転んでしまう事もあるので、街中での使用は
多少注意が必要かもしれません。